ハリラヤ・プアサの休みを利用して4日間のベトナム(ホーチミン)旅行へ出かけた。今回は初めての土地ということもありOrex
Travelのツアーを利用しての旅行だ。
初日
KLIAに朝7時に集合しOrex
Travelの方にチケットをもらいチェックイン。他にオーストラリアに出かける方なども集合していたようでいつもOrex
Travelでお世話になっているKentさんの姿もあった。
KLIAを飛び立ち約2時間。田園風景の広がるベトナムの大地が見えてくる。まもなくホーチミンの空港に到着。
以前行ったタイのチェンマイの空港を思い出すようなパッとしない空港で「これがベトナム最大の都市の空の玄関?」という印象。
入国手続きに並ぶが、Orex
Travelの用意してくれた書類はつき返され「新しい帳票に書き直せ」とのこと。どうやら最近変更になったのをOrex
Travelが反映していなかったらしい。慌てて書き直し、もう一度並びなおした。
昔香港から中国に入国したことを思い出す、共産主義らしい制服の係官の威圧的な態度に アタマに来た。でもここで反抗的な態度を取って入国させてもらえなくなってもイカンので作り笑いを浮かべて何とか通してもらった。
こういうところは「やっぱり共産主義国なんだなー」という印象。
ただそこここで見るアオザイ姿の女性はしなやかで美しく、アオザイにはすっかり虜になってしまった。
空港から出るといきなり外に出て(普通エアコンの入ったロビーとかありそうなもんだが)出迎えの人で一杯でごった返している。その風景はまさにアジアといった感じでマレーシアよりはるかに人口が多いことを思い出させてくれる。
元々の予定ではこのままホテル(New
World Hotel)にチェックインの予定だったが、入国手続きに大幅に時間がかかってしまったため予定を変更してそのままランチへ。
団体旅行のランチだし、何故か中華料理屋だし、味の方には期待してなかったが案外おいしかった。
その後統一会堂(旧南ベトナム大統領府)、戦争証跡博物館、チョロン(チャイナタウン)等ホーチミン市内の主な観光スポットを見て回りホテルへ。ただ子供たちは朝早かったせいか途中から寝てしまい、降りずにバスで待っていたりして、ツアーにして良かったのかどうか・・という感じが残った。
夕食はホテルでバイキング形式で基本的に西洋料理だったがこれが意外なほどおいしい。
どうもベトナムは食べ物のおいしいところのようだ。
これは単にホテルが良く教育しているというだけではなく、元々味にうるさいというか料理の素養があるものと思われる。中国の影響を受けて洗練された文化のベースがあった上にフランス流を学んだためだろうか。
2日目
元々の予定ではホーチミンから約40kmのクチというところにあるベトナム戦争の時のベトコンの地下トンネルに行くはずであったが、子供たちが疲れてしまいそうだしツアーへの参加はやめることにした。
そこで今日はホーチミン市内でショッピングすることにした。
まずはタクシーに乗ってMGデコラシオンというフランス風の刺繍の店へ。YANAママは気に入ったらしくクッションカバーを買い求めていた。
値札や請求を見ているとUSドル。いったいUSドルとベトナム・ドンのどっちが通常の通貨として使われているのかわからなくなる。不思議だ。
その後日本人・渡辺さんの経営するZAKKAへ。ここは服がメインでそれプラスかばんと草履があるという感じの店。ここでYANAママはアオザイを購入。結婚式等のパーティに着れそうな華やかなデザインのものにした。
他にベトナムの塩田で天日だけで結晶にまでした塩を売っていておいしそうなので購入した。これについては日本にも輸出して売り出しているらしい。
色々なものにオーナーの渡辺さんの理想が込められているようで気持ちの良いお店であった。
その後人民委員会庁舎・市民劇場等フランス風の建物を眺めながら、観光客の集まる土産物屋の連なるドンコイ通りへ。
その中でも洒落た店のオーセンティックで急須と水牛の角のスプーンを買い求める。
オーセンティックを出てドンコイ通りをぶらぶらと行くと子供を抱いたルンペン風の女性がついてきた。子供が僕の袖をつかんで物乞いをしてくる。しばらく歩いてまこうとしたがずーっと追いかけてくる。
結局通りの土産物店に入って追いかけるのをやめた(店の中までは入ってこないらしい)が子供をダシに使うやり方が嫌らしい。でもこの国の貧しさを実感するできごとではあった。マレーシアではこういう人はまず見ないものな。まあ観光客の集まるところだからそれを狙って組織化されたルンペンが居るのだろう、きっと。子供もホントの子かどうかわからんし。
お昼をキンバックという洒落たベトナム料理店で取ると子供たちはかなり疲れたらしく、ちょこっとだけマジェスティックホテルのロビーを覗いた後そのままタクシーに乗りホテルへ帰る。
夕方まで昼寝などしながらゆっくりして、夜のディナークルーズの備える。
いよいよディナークルーズに出発という直前にまゆが吐いた。どうもカゼ気味らしい。
結局まみと2人でディナークルーズに参加したが、当初聞いていたメコン川ではなくホーチミンの川をクルーズするらしい。
実際船着場へ行ってみると3層構造でエアコンのない船(船名:サイゴン)で思わずタクシー拾ってホテルに帰ろうかと思ってしまった。まあ昼間のツアーには参加しなかったしちょっとくらい良いかと思い直し乗船すると、結婚式だかなんだかでバンドが入ってショーをやっている。飲み物・食べ物が出てき出したが船は出る気配はない。結局ディナーがほぼ終わってからようやく船が出てサイゴン川を1時間くらい、下流に下ってまた戻ってくるというものだった。
残念ながらこの食事は量ばかりでおいしいとは言えるものではなく、YANAママたちのようにホテルに残った方が正解だったような気がする。
3日目
ツアーの予定の上でもフリーの一日
。
昨日回れなかった雑貨屋ともういちどオーセンティクスを見るということをメインに一日の行動を考える。
まずはバタフライ26という雑貨屋へ行く。布地を買って帰ろうとしたが服に仕立てないと売ってくれないとのことで諦めてビーズでできた象と犬のおもちゃを子供たちに買い求める。
その後オーセンティクスのもう一つのお店(マジェスティックホテルの真ん前)に行って陶器、漆器などを細細と買い求める。象の置物はYANAパパが気に入ったものです・・。
同じオーセンティクス内にあるムーンフィッシュ・カフェでベトナムコーヒーとバナナケーキ、ジンジャーアイスを楽しんだ後一旦ホテルへ戻って休憩。
しばらく休憩したあと地元のお客が来るというノートルダム教会近くのベトナム料理店「タン・ニェン」へ。 生春巻き、春巻き、春雨の炒め物等を食べたがこれがホントにおいしくてびっくりした。一緒に飲んだレモン&ラムジュースもおいしかったし洗練された料理に驚いた。
ベトナム料理というのはタイ料理にも勝るとも劣らない洗練された料理だ。しかもタイ料理のように辛くないので日本人にはよりピッタリ来る感じ。これと比べるとマレー料理は洗練度がやっぱり落ちる・・。
ノートルダム教会、郵便局の歴史的建造物を見た後コンチネンタルホテルへ。
コロニアル風の建物の眺められる中庭のカフェでプリンを食す。きっとこれは開業した120年くらいまえから変わってないんじゃないかと思うような素朴で、それでいてちょっと苦味の利いたキャラメルソースが効果的なプリンの味を堪能したあとNew
World Hotelへ戻る。
子供たちは疲れたのか眠ってしまい、その隙にベンタイン市場でライスペーパーとコーヒーフィルターを買う。ベトナム式コーヒーを入れるのに必要なコーヒーフィルターを何軒か見て回るが一番負けてくれて気の良いお姉さんの店で買った。とはいえきっとローカルから見たら全然高い値段で買っているんだろうけど。
子供たちがなかなか目覚めず、みんなそろってのディナーは諦め、僕一人でベンタイン市場そばの食堂にフォーを食べに行く。
食べてみてわかったが家の近くのPlaza Mont Kiaraに最近できたベトナム・ヌードル店のフォーは本場と寸分違わぬ本物であった。でも個人的にはもう少しコシあるエッグヌードルの方が好きだ。
4日目
今日は基本的には帰るだけの一日。 朝8時半にホテルほ出発し空港へ。
空港での荷物チェックが厳しくYANAママは眉毛剃りを取られる。KLIAに着いたら返してくれるとのことだったが面倒くさくて結局そのままにしてきた。
4日間と短かったがマレーシアと比較してベトナム人の勤勉さ、しなやかさ、文化的洗練度の高さを感じることのできる旅であった。
色々な政治的な理由で今はまだ貧しいが、彼らの能力の高さから言って必ずグンと成長するだろうということを確信した。
ただ今のベトナムは日本との結びつきよりもむしろ韓国との結びつきが強いようだ。まだまだバイク社会の中で走っているのを見る車の多くは韓国製だし、
韓国ブランドのTV、化粧品なんかがデパートではディスプレイされていた。そういう意味では発展途上国の市場でもいつも日本ブランドばかりではなく韓国が大きなライバルとなってきていることをも実感できた旅であった。
日本も今ベトナム・ブームのようだからこれを機会に民間レベルでの交流(ZAKKAのオーナー、渡辺さんのように)を深めていけると良いなあと思いつつ、ベトナムを後に再びマレーシアへと向かった。
(2001年12月15-18日・YANAパパ)
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