キャメロンハイランド

 

3連休を利用してマレーシアを代表する避暑地Cameron Highland へ行ってきた。
ここを舞台にした松本清張原作の小説「熱い絹」も片手にして・・・。

初日

Strawberry Park Resort HotelKLから高速で約2時間でTapahのインターに着き、そこからはくねくねと続くワインディングロード。 2-3時間かかると聞いていたが、1時間強細い山道をバスやトラックについて走ると突然街が現れた。 Ringletである。 ここからは道も若干広く、勾配も緩くなり走りやすくなった。まもなくするとCamaeronの中心地Tanah Rataの街についた。結局Tapahから1時間半ほとで着いて、思ったよりもラクな道のりであった。

その日はStrawberry Park Resort というホテルにチェックインして、すずしい気候のなか午後はごろごろと昼寝を楽しんだ。

Moon Light Cotage夕方ホテルのすぐ近くにある、貸別荘「Moon Light Cotage」を覗きに行った。 ここは松本清張「熱い絹」で「南十字星荘」ということになっていた場所である。 しかしさすがに、現在借りている人にすぐに追い返された。そりゃ見に来られたら迷惑だわな。

夕食もホテルのコーヒーショップで取ったが、Fish & TipsもSandwichも思っていた以上においしかった。 ここでは英国系の食べ物はけっこういけるのかもしれない。



2日目

ホテルのCameron Highland Tourに参加して、バラ園や蜂蜜農園、茶畑、紅茶工場、イチゴ農園等を巡った。小さなバンで行ったのだが、途中の道は工事中で舗装されていないところあり、細くて行き違いできないようなところありで、とても初めてで自分の車では行きたくないような場所だったので、Tourに参加して本当に良かったと実感した。

お茶畑このなかでも茶畑が壮観で見渡す限り山の上から下までびっしりとお茶の畝が続いていた。僕はお茶には詳しくないので、松本清張「熱い絹」の説のようにこれが静岡茶そっくりかどうかはわからなかったが、それでもその景色の素晴らしさ、ここを開墾した人達の努力を思うと感動を覚えた。

だいたいマレーシアの景色というのは通常はパームオイルの畑だったり、錫鉱山だったりしてお世辞にも美しいとは言いがたいが、この茶畑は美しく、また僕達日本人の琴線に触れるものがあった。

続く紅茶工場は有名なBoh Tea のものであったが(というかCameron Highlandの紅茶はすべてBoh Tea の経営)、工場の工程をちゃんと見せてくれてそこで充満する紅茶の香りがすっかり僕達をBoh Tea ファンにしてしまった。工場の周りの茶摘のインド人達の住宅も「熱い絹」のようなバラックではなく、ちゃんとした木造の社宅になっていて時間の流れを感じさせた。

Old Smoke HouseでAfternoon Teaをツアーから帰ってから、お昼を食べにOld Smoke House に行ったが、遅い時間(午後2時)になっておりAfternoon Teaの始まる時間となっていたので Afternoon Teaを楽しむことにした。このとき食べたスコーンが絶品で、KLのカルコサ・スリ・ネガラとは比べ物にならず、まずマレーシアで最高と言って良い味だった。他に頼んだSandwichもおいしく、気持ちの良いテラスでのお茶とあって気分は最高!

商売上手のインド系のウエイターが「ディナーもいかがですか?メインディッシュも予約しておかれると早く用意できます」と気持ちよく聞くもんだから、思わずディナーも予約してしまった。

Old Smoke Houseの前で食事後はスコールが来たこともありホテルで昼寝を楽しみ、夕方再びOld Smoke House へ。 食事の準備ができるまでと通された、暖炉の前のソファーが年季を感じさせるインテリアとあいまって非常に心地良い空間であった。

そこにあるバーに食前酒を頼み、ダイニングに通されるまでの15-20分は至福のときであった。 ダイニングに移ってからは、子供たちがどうもごちょごちょして落ち着いて食事できなかったが、 YANAママの頼んだSteak & Kidny Pieと僕の頼んだRoasted Beef & Yorkshure Puddingは まさに本格英国料理で素晴らしかった。ただボリウムも西欧サイズで食べきれなかったけど・・。 とにかくCameron Highlandを満喫した一日となった。



3日目

チェックアウト後、「熱い絹」で出てきたがまだ訪れていなかった仏教寺中国寺院に行った。中国式の派手派手寺院だが、それでも仏像と線香の香りをかぐと何とも言えず心が落ち着く。自分の中に日本人の文化としてお寺が刻み込まれていることを実感する。

帰りに屋台で売っていた高原野菜をいくらか買ったが、わずか数リンギットであまりの安さに驚いた。しかも帰って食べてみると絶品のおいしさ!後で会社のスタッフに聞くとKLで売っている野菜はCameronから持ってきてしかも暑い中何日も経っているものだから、 Cameronで新鮮なものを買えばおいしいのはあたりまえ、とのこと。なるほど。

仏教寺院を後にして、帰路についた。帰りはワインディングロードもトラックが少なく約1時間でTapahに着き、高速も飛ばしたせいか約1時間半でKLに着いてしまった。思っていたほどCameron Highlandは遠いところでもなく、またすずしくて良く眠れて体調が良くなり、良い気分で過ごせて、おいしい野菜も買って帰られるということで、また何度も行ってみたいところだ。

(2001年3月24-26日・YANAパパ)

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